みなさん!思春期に恥ずかしい思い出ってつきものですよね!
この記事ではみなさんが必ず通る青春のちょっと恥ずかしいお話を書いていこうと思います
この記事を読むことで
「あー、あんなことあったなぁ、今となっては良い思い出だなぁ」
と懐かしい気持ちを共感できます(笑)
ちなみにノンフィクションです
それでは僕の
高校2年生の冬できごとをどうぞ!
スクールバス
自分が通っていた高校はかなり山奥でスクールバスが通っていた
授業が終わりスクールバスの後ろの席で友達と座りおしゃべりしていた
山奥ということもあり寒さは厳しく雪も降り積もりバスと外の寒暖差で窓が曇っていた
その窓に友達とアニメのキャラを描きながらバスが出発するのを待っていた
描いたキャラクターを手で拭いて消していた時
ある出来事が起こった
ばいばい
ん?
なんだ?女子が手を振っている、なんで?
山奥の学校…が関係あるかわからないがうちの学校は女子が極端に少ない
手を振る相手なんて今このバスの中にはいないは…ず…
キュッキュッ(俺の右手が窓を拭いている)
………………
………………
おんれ!?!?
おれか?
いや俺だよな!!!
まってまって!いきなり状況が変わりすぎていて頭がやばい!!
俺今さっき友達と窓に美少女描いてたよな!?(ハヤテのごとく!のマリアさん)下手だが
なんでいきなり二次元から三次元に切り替わった!?
しかも見るところ赤いリボンつけているし1年生じゃん!!
先輩と後輩やん!!
うわぁ、しかも手を下ろすタイミングわかんなくなってるか知らないけど
ずっと振ってくれてるじゃん目は死んでるけど
いやでもそうだよな…、1年生と2年生はそもそも校舎違うし
パンを買う以外はすれ違わないもんな
…
…俺あの子たちにめちゃくちゃ気使わせてるじゃん
どうしよう、あの子たちが気を使って手を振ってくれているから俺も窓拭くのやめられないでいる…
恥ずかしくて直視できないけど、絶対あの子たち混乱している
それだけはわかる!!
「ごめんごめん、俺今友達と美少女描いててさ、マリアさんって言うんだけどそれ描き終わったから窓拭いていただけなのあれだよね、それが手を振ってる風に見えちゃって振り返してくれてるんだよね わるいわるい、ごめんね勘違いさせちゃってもう大丈夫だから寒いしさ手ポッケとかにいれなよなんかごめんね
って言えおれええええええ
勇気を出せ!先輩だろ!あの子たちにこれ以上恥ずかしい思いをさせちゃあいけない
(ここまで2秒)
あ!
とうとう女の子の一人が苦笑いしながら隣の子とお話しはじめた
…どうしよう、俺キモイって思われたかな…
…
つーかさ!!早くバス出発しろや!!(やつあたり)
運転手!気がつけ!あの子たちはこの後来る一般のバスに乗って帰るんだよ!
俺ら陰キャみたいにすぐにおうちに帰ったりしないの!!
きっと駅前とかで降りておしゃれなカフェとかに寄るんだから!!
そこできっと俺の存在が話の主になってキモキモ言うんだから!
もーーー、いいから出発してくれ!
頼むよ運転手さん…
あんただけなんだこの意味不明に展開された領域を破壊できるのは
そこに男子二人がとことこ歩いて乗車した
「おれさーラオシャンロン片手剣でソロで倒せるぜ」
「マジ今緊急クエスト出てるところだから手伝ってよ」
早く!SUWARE!!
なんで俺がこんなに焦っているのがわからないかなぁ!!!
空気を読めや!!!!
ああああもう、二人で苦笑いしながらそれでも手振ってくれてるよぉ…
もうなんのひねりもなく恥ずかしいよぉ…
窓ぴかぴかになっていくよぉ…
男子二人が着席したタイミングで無事スクールバスは出発した
次の日
翌日、思春期な俺は女子に勘違いとはいえ手を振って振り返してもらったことに
ちょっと
どきどきしていた、夜も熟睡はできなかった
しょうがないよ思春期だもん
お昼を買いに体育館前にいつも来てくれるパン屋のおばちゃんのもとのきていた
そのときだった
ひさご先輩っ
女の子の声だ
振り返ると昨日手を振り返してくれた後輩のひとりだった
僕は息を呑んだ
かわいいど、どうしたの?
昨日バスの中から手を振ってくれてましたよね、私それがすごく嬉しくて…
と言ってくれた
僕は安堵した
良かった、気持ち悪いと思われていなかった
そして後輩は続けて
ずっとひさご先輩のこと気になっていたんです
もしよければお付き合いしてくれませんか
こんな話きっとドラマでもそうないだろう
そうこの子こそが現在の妻なわけありませーん
まとめ
いかがだったでしょうか
男女問わず皆さん100パーセントしてるじゃないですか?してますよね!
甘酸っぱくも決して避けては通れない道、青春
そんな体験を皆さんと共有出来たら嬉しいなと思い書いてみました!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
皆さんの青春のちょっと恥ずかしい話もお聞かせください(笑)
それではまた!
コメント