ラブライブスクールアイドルフェスティバルオールスターズというアプリゲームのイベントで無課金で1位を目指した記事を書いていきます
この記事を読むことで無課金の人間が本気でイベント一位を目指した道のり
そして
継続と貯蓄の大切さがわかります
スクスタというゲームの簡単な説明
NHKでも放送しているラブライブというアニメのアプリゲームです
ラブライブは2010年6月から『G’s』誌上で連載が始まり声優が実際にステージの上に立ち歌やダンスを披露してくれます
んめちゃくちゃ語りたいですがキリがないので…
一言でいえば2.5次元ですね
そんなラブライブですが2019年9月26日よりアプリゲーム
ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALLSTARSが配信
内容は一見音ゲーのようですが実は違います
リズムアクションRPGといるあまり聞きなれない部類のゲーム
驚いたのは流れてくるノーツを指でしっかりタップしパーフェクトを出したとしても体力が減っていくというもの
編成の中にスコアを稼ぐキャラばかりを入れてもクリアできないということです
もう一つ驚いたのがオート機能があるということ
回復してくれるキャラをたくさん編成して曲を流していれば放置でクリアなんてことも
そしてこのオート機能が今回イベント1位を目指すポイントになっていきます
アイテムを貯める期間
イベントで1位を取るために以下のアイテムを集めました
- ラブカスター
- スキップチケット
- ライブキャンディ100
- ライブキャンディ50
ラブカスターは
10個でスタミナを全回復
500個で10連ガチャ
スキップチケットはクリアしている曲ならその名のとおりスキップできるというアイテム
例えば1曲2分の曲もスキップチケットを使った瞬間クリアになるので時間の大きな短縮に
このアイテムもイベントポイントを稼ぐために重要です
ライブキャンディ100、50はスタミナを100または50回復してくれます
ラブカスターを使わずスタミナ回復できるアイテムです
これらのアイテムは毎日のログイン、日ごとのミッションなどで手に入れることができます
無課金なので本当にコツコツと毎日スマホの中でアイドル達に歌っていただきました
その期間は2020年10月15日から2022年12月7日まで
スキップチケットは温存しておきたいので
先述したオート機能駆使を洗濯ものを干すときやたたむとき
朝食夕食を作るとき、などなど
雨の日も雪の日もアイドル達にはダンスと歌
好きなアイドル、強いアイドルが出るガチャも鋼の意思で我慢…
誘惑がすごく何度もラブカスターを使いそうになりました…(我慢できない時も…)
約2年間毎日アイテムを貯蓄しました
実をいうと自分が推しのアイドルのイベントは今回で2度目
1回目も約1年半アイテムを貯め結果は6位でした
最終日までは1位を走っていたのですが最後でアイテム残数が尽きてしまい後続に追い抜かれてしまいましたね
あの時の悔しさが本当に忘れられず今に至ります
自分はスポーツの大会などにはでたことはありません
実際に大会等に出ている方、過去にそういう経験がある方にとってはおこがましい話ですが
しかし
毎日積み重ねること
頑張ったからと言って必ず報われるわけではないこと
熱意と日常のギャップ
大会を控えている選手はこのような気持ちなんだとほんの少し理解できた気がします
推しの子についてちょっと紹介
僕の押しは星空凛ちゃんという高校一年生の女の子
最初はそもそもラブライブというコンテンツにそこまで興味なかったのですが
ちょうど10年まえくらいですかね
NHKでも取り上げられていてラブライブという名前を聞くようになりました
友達と映画言ってそのときから星空凛ちゃんが少しずつ気になり始めたって感じですね
身長155㎝のA型、ラーメンが好きな子で髪の毛の色はオレンジのショートカット
運動神経が良く陽気な性格
半面幼少期のころ髪の毛が短いのを理由に周りから男の子とからかわれ小学校の頃からスカートなどは履かなかった
タンスの中には履けずにいるスカートが入っている
そんな彼女だが仲間を通して克服
アニメ第二期ではスカート姿も
正直彼女のことを語りだしたら文字数がやばいことになるのでこの辺で(汗)
そんな陽気だけど女の子らしいところもある彼女が僕の推しです、応援したくなる
これより先はとーっても真剣に書いたので文の書き方が堅苦しくなりますが是非最後まで見て行ってください(笑)
イベントはアイテム交換所形式
スクスタには2種類のイベントが存在する
ストーリー形式のイベント
交換所形式のイベント
どちらもイベントポイントを集めることで順位が決定するが大きく違うのがキャラを編成に組んでいるかどうかで貰えるポイントの倍率が変わってくるというところ
ストーリー形式のイベントは対象のアイドルを編成することによりイベントポイントに倍率がかかる
しかもその時にガチャもセットでイベントに関連したものが出る
そのガチャで対象のアイドルを引き編成に組むと大きく倍率が変わりイベントポイントをたくさんゲットできる
逆に言えばガチャでその対象のキャラを引けなければポイントで上位を狙うのは難しいだろう
ガチャを引けるのはラブカスターのみ
スタミナ回復能力も含まれるラブカスターを出るかもわからないガチャで消費するのは無課金の自分にとって相性が悪い
しかも1番レアリティの高いURの確率は
0.500%
出る気がしない(笑)
交換所形式のイベントはアイドルを育成するアイテムがもらえる
ガチャで引いたキャラの倍率は育成アイテムの個数にかかるのでイベントポイントは一律
ガチャを引かなくてもイベントポイントには関わってこないので必然的にこっちのイベントで勝負を挑むことになる
7日間の闘い
12月7日15時
戦いの火蓋はきられた
その前に自分の時間配分について
自分は介護職なのでシフトで働いている
イベント期間は
12月7日15時
から
12月14日14時59分
その間のシフトは
7日早番→7時〜15時30分
8日早番→7時〜15時30分
9日日勤→9時30分〜18時
10日休み
11日休み
12日遅番→10時45分〜19時15分
13日夜勤→17時45分〜
14日明け→9時45分
ちなみに土日が2連休だがこどもたちも休みのためイベントは走ることができない
イベント期間中一回もまともに集中してできる日がないことがわかった時点で朝4時起きを決意
こどもたちが起きる7時までの3時間
眠気と戦いながら指に命を込める
前回6位だった際、他のプレイヤーは最終日までスキップチケットを温存している様子だった
最終日までオートプレイし最後の最後で集中してスキップチケットを使っている感じ
自分は前回最初からスキップチケットを使った
そして今回もその戦略をとる
というか取らざるを得ない
最終日は明け
午前中はほとんどスマホに触ることができない
また自分も含め妻、こどもたちがいつ体調不良を起こすかわからない
期間半ばで時間が取れなくなり中途半端にアイテムを残すのは論外
最初から使えるだけのアイテムを惜しみなく使うのが最善と判断し最初からスキップチケットを使っていく
7日間あるうちの5日間でアイテムのほとんどが底をついたが最終日まで一位をキープすることができた
嬉しいことだがしかしそれは前回も同様
2位との差は大きく開いていたが指の震えはとまらない
しかしどこか安堵していた
スクスタというゲームはなんどか炎上していて前回のイベントよりたぶんユーザー数も減っている
加えて星空凛ちゃんのストーリー形式のイベントを今日まで一度を挟んでいる
星空凛ちゃん推しのユーザーはそこでガチャないしイベントで上位を競っただろう
アイテム消費しただろう
そのイベントは自分は参加せず温存に徹した
その自信もあってか気持ちは安定していた
夜勤中の午前中3時までは…
死闘の12時間
ありえない速度でイベントポイントを上げているユーザーがいた
瞬く間に4位、3位を抜き去り2位につけた
今日の夜勤は比較的静かでスマホに触る時間があった
自分も抜かれないようにいざという時のためにとっておいたアイテムを使った
だがじりじりと差は詰められていく
信じられなかった
自分はスキップチケットをあまり使ったことがない
故にどれくらいの速度で一位のポイントまで到達するか知り得ないのだ
あまりの速度に焦った
指は震え足先は冷え切り腹部は重い痛みも生じはじめた
腹部の鈍い痛みとは裏腹に鋭い早さで相手はポイントを刻む
この後、甘く見積もってもスマホに触れるのは5時45分まで
そこからは業務が終わる9時45分まではアプリを開くことすらできない
情報がほしくすがる思いで相手のニックネームをTwitterで検索した
いた
しかもアイテムの残数がスクリーンショットされてあった
「嘘…だろ…」
そこにはスキップチケットが自分の倍以上の数があった
そしてさらに驚きの光景が
「ほかのイベントでも2位をとってる…」
2位の称号がユーザー名の隣できらりと光っていた
信じがたかった
同じ時間軸を生きている人間には思えなかった
どうやってここまで貯蓄できたのか理解ができない
スキップチケットは基本課金では手に入らない
だからコツコツ集めたものに微笑むアイテムだと認識している
しかし昨今運営側が少しづつ課金でも手に入るようにしてきている
次回のイベントでは無課金の自分では課金勢に太刀打ちできなくなるだろう
だからこの今回のイベントが最後のチャンスなのだ
現時刻4時半
眠気がピークに達している頭で考える
スキップチケットの残数はイベントが終わるまでは自分も確保できている
相手のスキップチケットの枯渇は考えられない
ラブカスターかスタミナ回復系のアイテムは心元なさそうだがここまでの上位のプレイヤー
ためらいもなく課金してくるに違いない
最善は1位のキープ
業務終了まで持ちこたえればそのあともアイテムを投入することができる
だから今1ポイントでも多く獲得する
血液が充分に行き届かない冷えた指先でひたすら画面をタップする
想いは虚しく業務終了には2位へ陥落
この時点で1位奪還は限りなく不可能となる
家族
たかがゲーム
そう一蹴する人間も少なくないだろう
当然だ、画面越しでどれほどの成果を得たところで現実に還元される価値は少ない
しかし妻は俺の熱を理解してくれていた
前回6位だった時、家計から1万円出してくれた
当時お金に疎かった自分は何の気なしに受け取っていた
だが今お金の知識を学んでいる身からするとあの妻の行為がどれほどのものか
妻は結婚したときから倹約する性格、無駄遣いをする人間ではない
その妻が、だ
それほどまでに自分の背中を押してくれている
思い出作りに10位以内?
違う
3位か2位入賞?
違う
1位を取りたい
一手
Twitterで相手とメッセージを交わす機会があった
ここから自分はいつでもスマホをいじれるので追い上げてきたら逃げる戦法をとらせていただきます
と綴られていた
どうすればよかったのだろう
今日が休み、最悪夜勤の入りだったら結果は変わっていたのか
そう考えてやまない
しかしそれを含めての勝負、環境の違いは言い訳にすらならない
「はぁ…っ」
短いため息が車内に消える
あっけない
32年間生まれて味わったことのない感覚
力が入らないまま車を走らせた
帰宅すると妻が休みで家にいた
今回のことを話す
「そっか、そっかぁ。あんなにアイテムを貯めても上がいるんだね…」
自分の気持ちを理解している言葉だった
心に小さく火が宿る
まだだ
考える
相手だって少なくとも深夜から起きている
1位を取り油断してはいないだろうか
作戦が決まった
終了6分前にスキップチケットをフルで活用し逆転を狙う
幸いにもポイントは僅差
相手もそれを承知でアイテム温存だと思うがこちらはもう選択の余地がない
終了6分前までは絶対に動かない
下手に動きを見せてまだ逆転を狙っていると悟らせてはいけない
相手がポイントを稼ぎ始めたら速度で勝つことはできないからだ
相手が止まっているのが絶対条件
最後の決戦まで集中力を高める
普段ならもう寝ている
しかしここまで走ってきた
簡単にあきらめるわけにはいかない
14時53分
2年間の想いをこの6分に込める
結果
サッカーワールドカップ
日本の活躍は目覚ましかった
ベスト16
強豪に打ち勝ちその姿に勇気をもらった
だがきっと選手たちは悔しかっただろう
彼らの目標は決してベスト16ではないからだ
世界を背負っている、努力のすべてはまだ見ぬ景色を見るため
ゲームでこんなに悔しいのだ
彼らの悔しさは計り知れない
大会とか経験はない
試験とかも面接で自分に見合った進路を選んだ
挫折は少ない人生
だからこそここまでの悔しさを体験したことがなかった
明けにも関わらずその日は眠ることができなかった
次の日
イベント後ポイントを競った相手と称賛しあった
悔しさはまったく抜けきらなかったが自分が好きな推しをみんなが応援していたんだ
と少し嬉しくなった
良い経験をした
32歳になりこういう経験ができたこと
高揚と焦りに満ちたポイントギリギリの勝負
本当に燃えた
2位のあなたも素敵だよ
優しい彼女は微笑んでそう言ってくれるだろう
そういってくれる凛ちゃんだからこそ推している
ありがとう
この年でここまで熱くなることができた
悔しさを上回る感情に今、包まれている
まとめ
はーい!
めちゃくちゃ長い文章(汗)
あーほんとに悔しかったなぁ(笑)
この経験から得たことは
- 熱中できるのって幸せ
- アイテムに限らず貯蓄って大事
やはり人生好きなものに熱くなれるって素敵だと思うんです
それがゲームだったり料理だったり絵を描くことだったりなんでも
人に迷惑はかけちゃだめですよ(汗)
好きなことは人生の張り合いになります
これがあるから多少の嫌なことは頑張れる
世間はマイナスな情報であふれかえっています
危機意識として目を向けるのは大事ですが自分の人生は一度きり
自分もこのゲームがあったからこそ育児、家事、仕事頑張れた節があります(笑)
落ち込む要因は排除して自分の好きなことをしましょう!
やはりなにかを貯めるって大切だなと再認識しましたね
2位という結果自分は残念がっていますが友達に話すとみんな称賛してくました
無課金で2位はやはりすごいことだと教えてもらいました(笑)
毎日毎日コツコツコツコツ継続した賜物です
今回はゲームのアイテムでしたがお金も同様
無駄遣いはなくし貯めて貯めて旅行と行く、好きなことに使う
頑張ったなぁという達成感半端ないです!!
貯めるだけではだめですよ
お金やアイテムは使うためにありますからね
使うときは惜しみなく使いましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事を読んで少しでもためになった、元気もらったという方がいれば嬉しいです!
それでは☆
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