トイザらス行くまでの親の心
みなさん、トイザらスってご存じですか?
ぬいぐるみ、ゲームなど売っている
一言でいうとこどもたちにとっての
☆夢の国☆
です!
自分もこどもの頃よくだだをこねて親に連れて行ってもらいました
お父さん、お母さんありがとう
そんな自分ですが現在こどもが二人いまして
上が4歳女の子
下が2歳男の子
で下の子が先日3歳の誕生日を迎えました
現在イヤイヤ期でなんでもかんでも
やだ!
やだ!
やだ!
なんですよ
んで今までは誕生日プレゼントはネットで購入して包装してあげていたんですけど
今年妻が・・・
「ねぇ、トイザらスに行って自分で選んでもらわない?」
と血迷ったことを言ったんですよ
妻への説得
いやいやいやいや
幼少のころ経験者たる私が教えよう!
妻よ!!!
そなたはトイザらスの恐ろしさを寸分も理解できておらぬ
こどもにとっては楽園ぞ?
しかしひとたびそれが親の立場となったらどうだ?
物価高騰の煽りを受け家計はひっ迫、そんな中〇万円のおもちゃがほしいなどといってみろ
生誕祭にも関わらず断らなければいけなくなった時のことを考えてみろ
阿鼻叫喚のなか床に這いつくばり人目を気にせずその場から立ち退かない我が息子の姿がすでに目に浮かんでくるようだ
悪いことは言わない
妻よ
やめておこう
トイザらスはこどもたちの欲求を最大限に引き出し
かつ
無限にある選択のうち一つしか選らぶことができないのだ
逆に酷というものだ
私たち親の体力、精神力だって持つはずがない
私は妻に思いのすべてをぶつけた
私の幼少期の苦い経験をふまえつつだ
妻は言った
えーじゃあパパは何買ってあげればいいと思ってるの?
・・・
・・・
・・・
わかんない☆
トイザらス当日
結局なにも息子へのプレゼントは決まらず時間だけが過ぎトイザらス行きが決定した
「ついに来てしまった・・・」
私の心は覚悟に満ちていた
それは想定している金額以上のものを息子が選びだだをこね床に這いつくばり
それを引き剝がし泣く泣くほしいものをあきらめせ妥協を促す覚悟だ
許してほしい息子よ、妻がすべて間違っているのだ
父はそなたの苦しむ姿のなど本当は見たくはない
すべての責任は安易にトイザらスへ行こうといった妻の責任だ
トイザらス入り口でばばとじじと合流
手を繋ぎうっきうきで中に入っていく
戦闘開始だ!
息子は高揚している、いままで以上にだ
初めて来たトイザらス、当然だ
見渡す限りの眩い玩具たち
息子は走った
そしてあるおもちゃを指さし
これにしゅる~
と。
・・・
・・・
・・・
待て息子よ
早くないか?決まるの?しかも全然予算内
もっとほらまだあるじゃん、いっぱい
「ねえねえ、ほかにも見てみてみようよ、これとかさ」
「やぁだ、これにするの!これで帰る~」
・・・
ちょっと待ってよ息子よ
違うじゃん話が、なんでそんなにいい子なん
こねろよだだを、いやいや言えよ何のためのイヤイヤ期なん?
床に這いつくばって怒号の叫びを妻にみせろよ
「ねえ、早く帰ろうよ~」
・・・
妻はただこどもたちの笑顔をみて笑っていた
ただ笑っていた
比べ俺はどうだ
勝手に息子の感情を決めつけ妻に
俺の言ったことが正しかったやろー!
と証明したいちっぽけなプライドにとらわれていただけだった
すまなかった
息子よ、誕生日おめでとう
俺はそっと息子の頭を撫でた
まとめ
- こどものころの自分が聞き分けなかった
- トイザらスの店員さんすごく優しかった
あんなに覚悟していたのに拍子抜けでした(笑)
もちろんだだをこねる子供を見受けられましたが
店員さんも優しくこどもの嬉しそうな感情をしっかりと受け止めてくれ
わざわざ袋からおもちゃを出して手渡ししてくれてました
ありがとうございます!
おもちゃへ行っておもちゃを買う
それだけで子供にとっては特別な一日です
以上勝手に脳みそが忙しかっただけの子育て奮闘記でした☆
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